OAMインプラントは、Osteotome Assisted Method(オステオトーム補助埋入法)をベースに、専用リーマーとタッピングツールで骨を削り過ぎずに徐々に押し広げながらインプラント窩を形成する低侵襲手術です。ドリル主体の従来術式と異なり、骨の圧縮と微小骨片の温存を同時に行うことで、埋入部位の骨密度を高め初期固定を得やすい点が大きな特徴です。
OAM法で使うリーマーは往復・振動運動で骨を少しずつ切削しつつ側壁に圧縮力を与えます。円錐形状ゆえ口径が段階的に広がり、骨壁を押し拡げながら形成するため冷却水とともに骨粉が流出しにくい構造です。窩洞内に残る細かな骨片は術後の骨再生を助ける“自家フィラー”として働きます。
第一に骨密度を高められるため、軟らかい上顎骨でも安定した初期固定が期待できます。第二にドリルより発熱が少ないことで骨壊死リスクを抑制。第三にリーマーが上顎洞粘膜を穏やかに押し上げるため、骨高7〜8 mmでもサイナスリフトを回避できることがあります。このように低侵襲かつ治療期間の短縮を図りやすい術式として注目されています。
往復操作に熟練が必要で、骨質が非常に硬い部位では圧縮応力が集中し骨壁にクラックが入るリスクがあります。特殊器具を用いる自由診療ゆえ費用がやや高額になる傾向もデメリットです。
OAM法は少し削っては圧縮”を繰り返すステップ式で進行します。以下のリストで流れと補足をまとめました。
骨幅はあるが骨密度が低い上顎臼歯部に向いています。残存骨高が7mm程度なら追加のサイナスリフトなしで埋入できるケースが多いです。ただし硬い下顎前歯部などではOAMのメリットが少ないため従来ドリルが選択されることもあります.
従来ドリルは回転切削で形成精度に優れますが、骨粉が冷却水とともに失われ、術後の骨再生に利用できません。OAM法は骨粉を温存しつつ側壁を圧縮することで初期固定と治癒速度を向上させ、平均辺縁骨吸収量を0.2〜0.3 mm低減した報告もあります。
1本40万〜50万円が目安で、即時荷重ブリッジ併用時はさらに10万〜15万円加算されるケースがあります。
骨圧縮に伴う腫脹が出やすいため48時間のアイシングを推奨。喫煙・飲酒は最低1週間控え、鎮痛薬・抗菌薬は指示どおり服用してください。1週間後のチェックで安定していれば、2次手術や最終補綴のスケジュールを決定します。
OAMインプラントは骨を圧縮しながら窩形成することで初期固定性と治癒速度を高める低侵襲術式です。サイナスリフト回避や治療期間短縮の可能性がある一方で、術者の熟練度が結果を左右します。CTで骨密度を評価し、OAM経験豊富な歯科医のもとで適切に行うことが長期成功への鍵です。
宇都宮エリアでインプラント治療を考えている方向けに、現在の口腔状況や要望に合わせておすすめできる歯科を掲載しています。

| 所在地 | 栃木県宇都宮市南大通り1-3-8 |
|---|---|
| 診療時間 | 月〜金9:30〜11:30/14:30〜18:00 土9:30〜11:30/14:30〜16:00 |

| 所在地 | 栃木県宇都宮市江曽島本町22-7 アピタ宇都宮店2F |
|---|---|
| 診療時間 | 月〜土9:30~13:30/15:00~18:30 日祝9:30~13:00/14:30~17:30 |

| 所在地 | 栃木県宇都宮市八千代1-12-13 |
|---|---|
| 診療時間 | 平日9:00〜12:30/14:30〜19:00 土9:00〜12:30/14:30〜18:00 |
※1 公益社団法人日本口腔インプラント学会の指導医・専門医検索画面にて「栃木県」で検索、表示された一覧の中から、指導医が在籍している6クリニックのGoogle口コミを調査。編集チーム調べ。2025年7月10日時点。
※2 参照元:日本口腔インプラント学会公式サイト(https://www.shika-implant.org/certification/list/search/?search_order=col2&sort_order=asc&col5=栃木)2025年7月10日時点